libido 71
71
Green side
まだ小便器から3人の生徒の声がする中、勃ち上がりもしていないモノを下着から出したカズがパクリと口に含んだ。
手にしていた答案用紙がグシャッと鳴る。
『ぅ…』
グッと片手で口を抑えた。もう片方の手でカズの肩を答案用紙ごと掴む。
カズはお構いなしに唇を窄め、頭を上下し始めた。
当たり前だけど、ムクムクと立派に育つ熱を抑えられない。
ようやく、3人が手を洗い始めた。
話し声はどんどん離れて行く。
それでも、このエロ過ぎる現状には変わりない。
下を見下ろすと、小さな口がパンパンの俺を咥え込んでいやらしい水音を立てている。
キーンコーン…
チャイムが鳴り響く。
授業が始まってしまう。
校内、トイレ、授業開始…
イケナイ要素というのはこんなにも背徳的なもんなんだろうか。
『カズっ…行かなきゃ』
そう何とか呟くと、カズは口から俺自身をズルッと出すなり、ゆっくり足を開いた。
便器の蓋の上に座ったカズの股間は制服を押し上げて膨らんでいる。
ただでさえ、ウルウルした瞳を揺らして、俺を見上げ呟いた。
「まーくん…俺も…ズボン苦しい」
ブチッと理性崩壊の音。
俺はカズの唇を塞ぎ、口内で舌を絡めた後、頭を掴んで自分の熱を咥えさせた。
少し乱暴なくらい喉奥に腰を叩き付ける。
「ぅゔっ!…ふっぅむぐぅっ!ぅっ!…んぅっ!…」
『カズっ!ハァッ!…ハァッ!…出すよっ!ハァッ!…うっ!!くぅっ』
「ンッ!んぅっ…」
『溢しちゃダメだよ…ちゃんと飲んで』
トンと腰を喉奥に送りつける。
苦しそうにする表情にゾクゾクしながら、残りの迸りを飲み込ませた。
ズルっとカズの口からモノを引き抜く。カズを立たせて、後ろを向かせ、便器を跨ぐように足を開かせた。後ろからベルトを緩め、カズのモノを握る。もう片方の俺の指をカズの口に入れ舐めさせた。
ゆるゆると後ろから前を扱いてやり、口に入れた指を引き抜き後ろに這わせた。
「はぁっ!まーくんっダメッ!」
『嘘つき…』
ツプンと指が後ろに入る。
耳元でカズに囁く。
『テスト終わってから…ずっと触ってたでしょ…後ろほぐれてる』
「ぅ…ぅゔ…」
『声…出しちゃダメだよ』
俺は自分の盛りついた熱に手を添えて後ろからヌルヌルとカズの入り口に擦り付けた。
「ンッ…ぅう~っっ!」
カズは壁に突いた腕に噛み付くようにして声を殺す。
後ろから見る前屈みになって見える襟足がエロ過ぎる。
耳は真っ赤でフゥフゥと息を吐く姿に興奮が高まる。
ゆっくり腰を押し進め、ピッタリ体が重なる。
「ぅゔ…っハァ!」
『動くよ。』
俺は制服のネクタイとカッターシャツの端を口に咥え、露にした局部を見下ろした。
滑らかな白い尻を高く突き出した姿に、達してしまいそうになる。
それなのに、カズは涙目で振り返って囁いた。
「ンッ…ぅ……まーくんの…中、入ってるょぉ…」
むっ!無理ぃぃーっっっ!!
キュンと締め上げられた俺の息子はまだ働いてもいないのに、雰囲気と言葉攻めにより達してしまった。
「まっ!まーくん!?」
『ごっ!ごめっ!ごめんっ!カズっ!』
「ぅ…嘘…出ちゃった?」
俺は腰を掴んで熱を引き抜く。
白い糸が引く。
「なんか…」
カズが何を言うのか怖かった。
役立たず?早漏?バカ?
はぁーっ!俺のバカっ!!
俯いた俺の頰をガシッ!と包んだカズがキスをしてニヤリと笑った。
「まーくんさぁ…俺の事、大好きだろ?」
思ってもなかった言葉に、今度は俺が瞳を潤ませてカズを抱きしめた。
『カズぅ…今度は絶対満足させるからね!寝かさないくらいしてあげるからねっ!もう~…大好きだよぉ…』
「ふふ、学校で授業中になんて…ヤバいよね」
『ヤバ過ぎて我慢できませんでした。はぁ…俺の恋人エロ過ぎ…』
ガクンと項垂れながらスラックスを引き上げベルトを締める。
カズも制服を整えながら俺を覗き込んだ。
「エロ過ぎ…やだ?」
俺は黙ってカズにキスをした。
そっと離れて苦笑いした後
『大好き』
って、抱きしめてトイレの中なのを二人で笑った。