こんにちはまた明日 27
27
俺に覆い被さる男の背中には、大きな翼が生えていて、それは驚くほどに美しく、見ているだけで身体の芯が熱くなる。
下腹部で揺れる頭に指先を埋めて吐息を漏らす。
俺の盛った熱に絡む相葉くんの熱い舌は、あまりにもいやらしく俺を犯.した。
「ハッ…ぁあっ!…ンッ…相葉くんっ…出ちゃうっ…ダメだっ…」
相葉くんは俺の言葉を聞くと、更に激しく唇で扱き始めた。
グチュグチュと唾液でドロドロの口内はあまりに気持ち良くて、俺は相葉くんの頭を押さえつけるように吐き出してしまった。
すると、彼の背中の翼が大きく開き、光を放つ。
ゴクッと喉が鳴る音がして、相葉くんが体を起こした。
口角から垂れた白濁の液を舌先でペロリと舐めとり、恍惚とした表情で俺を見下ろす。
「ぁ…相葉くん…だ…大丈夫?」
拒否反応が出たら
俺達は番いどころか、一緒に居る事はきっと…叶わない。
『凄い…凄いっ…初めてです…翼が…熱いんです…気持ち良くて…溶けそうだ…』
そう言って俺を抱きしめた。
「ほ、本当?…だ、大丈夫なんだね?…」
相葉くんは身体を引き離し、俺を見つめて微笑んだ。
『…はい…どうしよう…俺…凄く嬉しい…』
「はぁ~…ょかったぁ…」
『…ニノ…続き…していいですか?』
「ぁ…へ?つ、続き?えっと…あぁ…う、うんその…お、お手柔らかに…お願いします」
俺がしどろもどろ呟くと、自分の背中の羽が動揺でバサバサ揺れた。
『…ニノ…俺の…口に入れていい?…ですか?』
相葉くんの言葉にカァーっと身体中の血液が顔面に集中した。
何て返事をするのが正解か分からなかった俺は、相葉くんの胸元をゆっくり押し、覆い被さる彼を座らせた。
その脚の間に体を入れ、おずおずと反り勃.つ熱に手をかけた。
熱くて固い…自分のモノとは違う性.器。
「ど、どうしたらいい?」
握ったまでは良かったが、そこからどうしたらいいか分からなかった。
当たり前だけど、口に入れるなんて初めてだ。
相葉くんはそんな俺の頰を撫で、幸せそうな顔で呟いた。
『じゃあ…俺の言う通りに…できますか?』
俺の胸はバカみたいにキュンとして、相葉くんから目を逸らしながらも、小さく頷いていた。