45 Masaki Rain 『で?なんだそのデッカイ犬は』 和と別れた夕方、自分のマンションに着いたら、広いリビングのソファーに金髪の若い男がグーグー横たわって眠っていた。 L字に置かれたソファーは足を投げ出した雅斗と眠っている男できっちり埋まっている。 …
44 相葉さんはあのままうちに泊まって、朝が来た。 ベッドの隣りに姿が無くて狭い部屋を見渡す。 ガチャっと玄関扉の音がして慌てて視線をやると、クシャっと笑う相葉さんが立っていた。 『朝ご飯買ってきたよ』 手には茶色い紙袋。 二人ベッドの毛布に包ま…
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